アメリカ臨床研修入門


Residency/Fellowshipインタビューのためのヒント
Kenichi Tanaka, M.D.

B)応募前の準備

レジデンシ―応募時と同じく、まずは応募要項の請求から始めます.
心臓麻酔の場合には、SCAから発行されているDirectoryが大変便利
です。
これには、各プログラムのディレクター、研修内容(Case load, TEE,
Research opportunity,etc.)、給料などが記載されており参考に
なります.
葉書または封書にて、ディレクタ―宛に要項を請求します.米国内での
レジデンシ―研修をしておれば、確実に要項を送ってきてくれます.
施設により、要求する書類はまちまちです.上記の#3,4の施設は、
3通の推薦状と履歴書のみでしたが、#l,2,5は、医学部成績表、
医学部長推薦状も提出を要しました.#5からは、Clinical Base Year
時のDirectorからの手紙も請求されました.卒業後、随分経つと人事
異動の激しいアメリカではDirectorが変わってしまうこともあるの
ですが、私の研修先は大丈夫でした。

日本の医学部への書類の依頼は、時間がかかるので、応募先を選んだ
時点で必要数の成績表・推薦状を取り寄せておくのが良いでしょう.
私は一通ずつ余分に請求しておいて、他のプログラムに応募する際
に備えました.
最近の傾向としては、書類の請求もE-mailを用いて、Internet経由
でできる  ことがありますので、志望先のウュプサイトを調べるのも
一考です(以下参照 ).

http://www.yahoo.com/Health/Medicine/Anesthesiology/Institutes/
 
ヤフーのサイトに来たら、Healthの見出しから、Medicineを選び、
さらにAnesthesiologyを選択すると、Institutesのところに、
麻酔レジデンシープログラムを持つ医科大学が出てきます。

また、履歴書には自分のE-mail addressを書いておくと、それを使って
連絡してくるプログラムもあります.
 
面接に行こうに続く


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